2022年11月〜12月。滋賀県の高島市でおためし暮らしをしました。
月2万5千円で一軒家をお借りして、デュアルライフ(二拠点生活)を満喫。
その結果わかったセカンドハウスの光熱費や必要なお金についてお伝えしたいと思います。
前半は実際にやってみてわかったデュアルライフ(二拠点生活)のメリットとデメリット。
後半はセカンドハウスの維持にかかるお金の部分を考察してみました。
関西でデュアルライフ(二拠点生活)を目指す方の参考になると嬉しいです。おためし暮らしってなに?と気になる方は以前おためし暮らしに関する記事も書いているのでぜひそちらも読んでみてください
1.セカンドハウスの光熱費は月2回利用で5000~6000円
2.田舎はプロパンガス率高い!ガス代も高い
3.子育て世代が週末利用できるのは月2回が限界
・セカンドハウス購入に興味がある人
・関西でデュアルライフ(二拠点生活)したい人
・週末田舎暮らしをしてみたい人
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滋賀県高島市で2ヶ月間二拠点生活してみた
2022年11月〜12月の2ヶ月間。滋賀県高島市で一軒家を借りました。
実際にやってみたデュアルライフ(二拠点生活)は穏やかに時が過ぎていき、
あっという間に終わってしまいました。
「またやりたいな〜」という思いを残しつつ体験を書きつらねてみます。
デュアルライフ(二拠点生活)のいいところ
・予約を取らずに宿泊できる
・子供の体調や天候に合わせて急に止められる
・穏やかに時がすぎる
・環境を変えると家族の時間が増える
・どこにいくともなく楽しい
デュアルライフ(二拠点生活)をしてみてよかったことをつらつらと書いてみました。
まず、個人的によかったのは予約を取らないで宿泊できること。
我が家の財務大臣は私のため旅行の予定を組み、予約をとるのは主に私の仕事でした。
旅行は好きで、計画するのも好きなのですが、まぁ〜エネルギーと時間を使います。
- 道を調べ
- 宿の口コミを調べ
- 食事をどうするか考え
- お金を払う
- 旅行直前まで家族の体調に気をくばる
はい。クタクタです。毎月やろうものならイライラしてくることもありました。
なのでデュアルライフ(二拠点生活)はなにも考えず、同じ場所にいき、ご飯作って寝る。
ドタキャンもOK。
楽〜。ラク。らく。なにこれらく〜〜〜〜。
それもどこに行くともなく家が変われば時間が潰せる。
琵琶湖に行けば大自然で時間が潰せる。
テレビがないのでボードゲームやカードゲームで家族中も深まる。
大変素敵な時間を過ごさせていただきました。
デュアルライフ(二拠点生活)の困ったところ
・思ったよりも行けない
・忘れ物があると大変
・準備は大変
ざっと書いてみました。
まず、感じたのは思ったよりも利用できないな〜ということ。
- 予定
- 天候
- 体調
この3つの条件があうことはあまりなく、たった2ヶ月の予定だったため、
「おっしゃ毎週行ったる!」と意気込んでいた我が家でさえも月2回程度が限界でした。
あとは準備は大変ですね。荷物も多いです。
家具家電が揃っている「おためし暮らし」ですら大変に感じたので、
全くゼロから家を購入してスタートしたら何十倍も大変なんだと思います。
セカンドハウスにかかる変動費
おためし暮らしでは、家賃・光熱費・保険は借り手が負担することになります。
結果的に2ヶ月間、お試しでセカンドハウスを持つことになった我が家。
かかった変動費についてまとめてみました。
光熱費(ガス代、電気代、水道代)
約1ヶ月の光熱費をまとめてみました。
月2回(土日)利用して約5000~6000円でした。
(11月 月2回 2泊4日利用)
- ガス代 約2750円
- 電気代 約1480円
- 水道代 約780円
合計5010円
(12月 月2回 2泊4日利用)
- ガス代 約2840円
- 電気代 約1530円
- 水道代 約890円
合計5260円
思ったよりも高いのはガス代。
プロパンガスなので高くなったようです。
冬場寒いので、灯油ストーブを持ち込んで利用していました。
灯油代はも入れるとプラス1000円位かかっているかもしれません。
交通費(ガソリン代、高速代)
大体月に7000円位かかりました。
(11月 月2回)
- ガソリン代 2000円×2回 約4000円
- 高速代 1500円×2回 約3000
合計7000円
(12月 月2回)
- ガソリン代 2000円×2回 約4000円
- 高速代 1500円×2回 約3000円
合計7000円
食費(昼食、夕食、朝食 家族4人)
食費は1回の買い物で約5000円位。(昼食・夕食・朝食の3食分)
なので2回行ったら月に10000円ほどかかりました。
(11月 月2回)
- 5000円(スーパー、外食なし) 2回
合計10000円
(12月 月2回)
- 5000円(スーパー、外食なし) 2回
合計10000円
火災保険
おためし暮らしをはじめるにあたり賃貸契約のため火災保険に入りました。
最低限のプランで約3000円かかりました。
- 火災保険2月分 約3000円 (1月約1500円)
セカンドハウスの維持費は1ヶ月約50000円
今回のデュアルライフ(二拠点生活)では
セカンドハウスの維持費に約50000円かかりました。
- 1ヶ月間の変動費24500円
- 住居費25000円
合計約50000円
という計算です。利用日数は2泊4日。家族4人。
これが高いとみるか安いと見るかは人それぞれ。
5万円あればいいホテルに泊まれる!と思う人もいるかもしれないですし、
5万円でいつでも泊まれる家が持てる!と思う人もいるでしょう。
実際に持ち家だと上記の金額以上にかかるお金があるので、
これでも安い方だと思います。
セカンドハウスの維持にかかるお金を考察
もしセカンドハウスを購入したらどうなるのか?
先ほどは賃貸だったのでかからなかったお金もかかるはず!
というわけでいい機会なので徹底考察してみました。
固定資産税
どのくらいかかるのかは購入する家の築年数や広さ、地域によって全然違います。
今回はためしに以前計算してみた額で年間50000円と仮定してみます。
火災保険
火災保険もどのくらい手厚くかけるのか&家の資産価格によってかわってくるはず。
今回はためしに以前シミュレーションしてみた価格で年間18000円で計算してみます。
修繕費
築年数のたったセカンドハウスを購入すると何よりも修繕費がベラボーに高いらしい。
年間10万円位の積立が必要と聞いたので100000円で計算してみましょう。
変動費(光熱費・交通費・食費)
セカンドハウスの変動費で計算した3つの項目。
月2回利用した場合にかかった費用を入れてみました。
月の費用で計算していたので、年間に直してみましょう。
- 光熱費 6000円
- 交通費 7000円
- 食費 10000円
合計23000円(月々)
年間276000円
セカンドハウスの維持費は合計444000円(年間)
セカンドハウスの維持費は約45万円という結果になりました。
物件取得費は含めていないのでローンなど組むともっとかかりますし、
管理費等も入れていないので、最低限必要なお金という認識です。
変動費の部分も私たちは家から1時間半かからない場所を想定しているため、
高速代やガソリン代も一般的な認識よりも安いような気がします。
まとめ
実際に滋賀県高島市でデュアルライフ(二拠点生活)した経験を元に
セカンドハウスの維持に必要なお金を考察してみました。
関西でセカンドハウスの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
また、おためし暮らしは本当にいい経験ができるありがたい制度です。
関西でデュアルライフ(二拠点生活)を考えている子育て世代も利用できるかもしれません。
興味のある方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
では、みなさんいいデュアルライフを!
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