(※2023年8月更新)
デュアルライフを目指して関西で物件探しをしていた我が家。
琵琶湖の近くの980万の本当に小さな家(タイニーハウス)を民泊利用できるのかどうか確認してみました。
前半は民泊と簡易宿泊所の違いについて。
後半は簡易宿泊所の許可をとる際に確認したことと、私のこんな宿泊所を作りたい!という理想をご紹介。
私は普通の主婦で、観光宿泊業界には全く縁がありませんから、私の得た知識を可能な限りわかりやすくお伝えしたいと思います。
・民泊を開業したいと考えている人
・セカンドハウスを購入したい人
・琵琶湖近くの物件の相場を知りたい人
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民泊とは?
民泊は「自宅の一部や空き別荘、マンションの空き室などを活用して宿泊サービスを提供するもの」です。
我が家は現在琵琶湖近くのタイニーハウスの購入を検討しているのですが、
その物件が果たして民泊に使える物件なのかどうか、
事前に確認が必要だと思い保健所に確認してみました。
民泊新法と旅館業法
民泊をするために下記の2つの許可を取得できるか確認してみました。
- 旅館業法(「ホテル・旅館」「簡易宿所」「下宿」の種類あり)
- 民泊新法
詳しく書くと他にも種類があるようなのですが、今回我が家が対象になるのは上記の2つのどちらか。
それぞれメリットデメリットがあります。
旅館業法とは?
旅館業は「宿泊料を受けて人を宿泊させる営業」です。
旅館業法の中でも種類があり、「ホテル・旅館」と「簡易宿所」では条件が異なります。
・営業日数や最短宿泊日数など営業に制限がない。
・「じゃらん」や「楽天トラベル」など知名度の高いオンライン宿泊サイトに登録できる
・許可取得の難易度が高い。1人あたり3.3平米以上など面積による人数制限がある。
・都道府県への許可申請が必要。→却下される可能性がある
民泊新法とは?
正式には、「住宅宿泊事業法」です。
建物や土地の用途が「住宅」であっても営業することができます。
つまり、ホテルや旅館が営業することのできない住宅専門地域で営業することができるのが特徴。
- お住いの家の一室をお客さんに貸す
- 周りにホテルのない住宅地で観光客に部屋を貸す
のが民泊のイメージです。
・オンラインの届出で、申請のハードルが低い。→届出なので基本的に却下される可能性が低い
・年間営業日数が180日以下が条件。宿泊者数の報告義務があるのがめんどくさい。
旅館業法(簡易宿所)がいいので保健所に確認してみた
民泊新法(住宅宿泊事業法)は180日の制約や宿泊者の報告義務がめんどくさい!
できれば、旅館業(簡易宿所)の許可をとりたいので、
高島市の保健所に色々と質問してみました。
旅館業の取得は用途地域的に問題ないですか?
建物のある地域は用途地域が「無指定」の地域になるため問題ないと言われました。
- 第一種・第二種住居地域
- 準住居地域
- 近隣商業地域
- 商業地域
- 準工業地域
では旅館業の取得ができません。
ショッピングモールなどお店のいっぱいあるところ。
工場がいっぱいあるところ。
では宿泊施設の営業は新しくできませんよってことです
家が超小さいのですが大丈夫ですか?
寝る場所のの宿泊者1人あたりの平米数を3.3平米とれば問題ないと言われました。
今回検討している物件は
- 建物面積約30平米
- リビングダイニング約20平米
という小さな物件です。
小さすぎて人が泊まれないのを心配しましたが、
20平米➗3.3平米=6(小数点切り捨て) で6名まで限定
の宿泊施設としてなら営業が可能だそうです。
他に注意することはありますか?
書類を揃えるのだが、その際に「物件を中心に300Mまで描ける地図を用意する」
必要がある。
なぜかというと、近くに学校や保育園などの公共の施設がある場合は、
宿泊施設をつくっていいか相談しないといけない。 とのことでした。
琵琶湖近くで物件を買うならこうしたい!」
私が考えている琵琶湖の近くで民泊をするならやってみたい!
というイメージを書かせていただきます。
もしよければ「いいね!」や「これはちょっと・・」というご意見を聞かせてください。
ファミリー向けの絵本ホテルにしたい
晴れでも雨でも楽しめるように絵本ホテルにしたいと思っています。
我が家は大人2人、子供2人という家族構成なので、
同じような家族構成のお客様が年中楽しめるようにしたい。
家庭菜園と果物の木を植えたい!
建物の裏手で家庭菜園や果物の木を植えたい。
お客様も希望があればとって食べてもらってもかまわないスタンスで。
サステナブル住宅にしたい
- 雨水を利用して貯水タンクを作り、野菜の水あげや足洗い場に活用する
- 太陽光パネルを設置して、家の電気をまかなう
など、サステナブルに暮らすことを試してみたいと考えています。
小さな家なのでやりやすいこともあるかもしれません。
琵琶湖近くに土地を見に行った記事についてはこちらを参考にしてみてください。
まとめ
実際に見てみた物件が旅館業の許可をとって民泊ができるのかどうかを確認してみました。
営業は問題なさそうだとわかると、宿泊施設のイメージが止まりません。
ファミリー向けに優しい、セカンドハウス兼民泊の営業ができるかどうか見守っていただけると嬉しいです。
では、みなさんいいデュアルライフを!