デュアルライフ(二拠点生活)を目指して関西で物件探しをしております。
ネットサーフィン中にふと見つけた古民家。
土間と佇まいがなんとも素敵な380万の物件でした。
しかもめちゃくちゃ綺麗な川が家の前を流れているではありませんか。
こちらの記事では前半は築100年の古民家がどんなものだったのか、写真を交えて感想をお伝えします。
後半は古民家のリフォームに必要な費用を不動産屋さんから聞いたのでそのお話と我が家が諦めた理由についてご紹介します。
・築100年の古民家がどんなものか興味がある
・古民家のリフォーム費用が知りたい
・関西でデュアルライフしてみたい
築100年越えの古民家の様子
築100年の古民家ってどんなものなのでしょう?
古民家カフェとか古民家民宿が流行っているので私も行った事がありますが、
リノベーション前は見た事がありません。
古民家の独特な佇まいは日本の宝。
これは見に行くっきゃない!と心ときめかせて見に行ってきました。
京都府綾部市の「水源の里」
場所は京都府綾部市。
「水源の里」と呼ばれる本当に水が綺麗な場所にありました。
山道を延々と登るような道の先にある物件で、
周りにスーパーやコンビニは全く見当たりません。
ジブリを思わせる、のどかな田舎の風景でした。
平屋。土間。縁側つき
- 平屋
- 土間
- 縁側
日本の昔の家の3大魅力的ポイントが揃った物件でした。
10年以上空き家との事でしたが、持ち主の不動産屋さんが丁寧に手入れをされているのがわかるお庭と家の中。
窓が大きいので、電気がなくても窓を開ければ室内はずいぶん明るく感じました。
家の前は小川が流れ、水が抜群に綺麗
家の前には小川が流れ、魚が泳いでいるのがよく見えます。
水の透明度が見た事がないくらいに高いことに驚きました。
夏は子供たちが川で魚とりをして遊ぶそうです。
築100年の古民家のリフォーム費用
築100年も経てば当然修繕費用も必要です。
(実際に窓にヒビがいっています)
不動産屋さんから聞いたリフォーム費用についてお伝えさせていただきます。
屋根のリフォームに約400万円
古民家の屋根のリフォームに約400万円必要とのことでした。
雨漏りがあるような様子はありませんでしたが、屋根の修繕は必要とのこと。
不動産屋さんが事前にとった見積もりで350万〜400万のお見積もりがきたとのことです。
トイレのリフォームに約150万
トイレのを水洗式にしようと思うと約100万〜150万ほど必要とのことでした。
こちらの地域は下水道が通っておらず、
浄化槽の工事とトイレそのものを新しくする工事がおそらく必要。
(現状は洋式の形をしたぼっとんトイレ)
お風呂のリフォームに約100万
お風呂は使えないことはないですが、
綺麗にして浴槽を現在風にしようと思うと約70~100万円。
必ずやらないといけないわけではないが、近いうちに必要になるかも。とのこと。
その他諸費用
窓にヒビが入っていたり、床下の木材が割れていたり、
細かな修繕が必要になりそうです。
その額までは聞いていない&DIYでなんとかなりそうな箇所もありそうですが、
数万〜数十万かかると思います。
購入を諦めた理由3つ
物件自体は家の前に川があり、とても風情のある素敵な物件でした。
ただ、「無理かな」と思うポイントが3つありました。
1つずつ説明していきます。
1.予算オーバー
リフォーム費用を含めるとTOTALの物件価格が約1000万。
これは我が家にとって予算オーバーでした。
DIYして予算を抑えるにも古民家は素人には手を出しづらいハードルの高さを感じます。
2.山道が細くて長い
家にたどり着くまでの山道が細くて長いです。
我が家の日産セレナでは道幅ギリギリ。
対向車がきたらアウト。 のような道もあり、ドキドキしました。
セカンドハウスとして月に数回通うことを考えると、
道の安全性や通りやすさは重要です。
3.家から遠い
下道で行くと約2時間半。高速を使うと約1時間40分の場所にありました。
我が家の理想は下道で1時間半以内の場所。少し家から遠いです。
「家からちょっと遠いけど、ここが好き!!ほしい!!!」
と思うほどの気持ちにはなりませんでした。
まとめ
築100年の古民家の内覧に行った感想とリフォーム代金についてご紹介しました。
古民家自体はすごく素敵で、周辺環境も最高でした。
ただ、やはり行くまでの道や修繕費用など問題も多数。
なかなか条件ぴったりの中古物件は難しいです。
ただ、物件を見るたびに勉強になることやわかることもあるので、
これからも色々な物件を見学しつつ
理想のセカンドハウス兼民泊をゲットしたいと思います。
では、みなさんいいデュアルライフを!