（2022年12月更新）
「旅育」という言葉をご存知でしょうか？
「旅育」は子どもが旅を通して人間性を高め、成長を促すことです。
旅行好きの方。旅行に行きながら子供の成長につながるなんて最高ですよね。
ただ、そのためにはいくつかコツがあるようです。
どうせ旅行するなら子供の成長に最大限繋げたい方必読。
こちらの記事では前半は旅育の定義や効果、「旅育」をするために気をつけたい6つのポイントをご紹介します。
後半ではコロナ渦でも海外旅行を楽しみたい人におすすめのサービスをご紹介します。
1.子供と一緒に旅行の準備をする
2.子供の役割や旅の目標を決める
3.子供だけで過ごす時間をつくる
4.「本物」に多く触れさせ、「関心の芽」を育む
5.親が一緒に楽しむ
6.思い出を形にして残す
・「旅育」が何か気になる人
・「旅行」しながら子供と一緒に成長したい人
・コロナ渦でも海外旅行を楽しみたい人
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旅育とは
旅育とは「子どもが旅を通して人間性を高め、成長を促すこと」です。
ただ旅行楽しかったね！で終わるのとは少し違います。
- 旅先で新しい経験や新しい出会いをして、子供たちの視野を広げる→知的好奇心を育む
- 大切な人と楽しい時間を過ごす経験をする→情緒の安定に繋がる
など子供の成長において様々なメリットが期待されています。
旅育の大切なポイント3つ
旅育には、押さえておきたい3つのポイントがあります。
ポイントを抑えて楽しい家族旅行をより学びの深い場にしましょう。
- 旅の体験（異文化・非日常体験、旅先での交流など）
- 人との時間共有（家族・友人との共通体験、想い出づくり）
- 旅を素材とした教育（職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国際化教育など）
（引用元：日本国際観光学会｜“旅育”の現状と定義を考える）
旅育の驚くべき効果
なんと、「旅育」には子供の大切な能力を上げる効果が期待されています。
- 適応力
- 自主性
- コミュニケーション力
- 社会性
- 精神の安定性
大切な能力ばかりですね！
2010年に 1700人の18歳～25歳の男女を対象に行ったアンケートでは
「家族旅行経験が特に多い」「海外家族旅行経験をもつ」と回答した層は
「経験なし」の層よりも全体的に20%以上肯定的な回答をした割合が高かったそうです。
（日本国際観光学会｜“旅育”の現状と定義を考えるより）
経済的な要因も考えられるため、一概に「旅行＝効果的」と決めるのは難しいですが、旅行と子供の能力の関連性を期待してしまいますね。
家族旅行をより「旅育」らしくする6つのポイント
家族旅行は好きだけど、「旅育」は意識したことがない！というあなた。そして私。
家族旅行をより学びの深い場にするためにはいくつかポイントがあるのでご紹介いたします。
1.子どもと一緒に旅行の準備をしよう
- どこに行きたい？と子供に聞く
- どんな服がいるかな？と自分で準備をさせる
- 何時に起きて準備しないといけないかな？
など子供ができる範囲で旅行前から子供も準備に参加しましょう。
子供の小さいうちはリュックを用意してあげて、「水筒と着替えとオムツと〜」と一緒に準備してあげるといいと思います。
2.子どもの役割や目標を決める
- カメラ係りをする
- 魚を釣ってご飯を作る
- 美術館で教科書に載っていた絵を見る
など、旅をする際は出発前に目標や子供の役割を決めましょう。
そして守れた際には思いっきり褒めてあげてください。
ポイントは親が全て決めてしまうのではなく、目的地や目標を子供と一緒に決める事です。
子供の積極性が上がり自信をつけるきっかけになります。
旅行の目標を決める際はWEBで調べるのもいいですが、子供にはパンフレットを渡して興味があるものを選んでもらうものおすすめです。
「みんたび」というパンフレット代は無料で全国各地のパンフレットを送ってくれるサービスがあります。
送料190円（税込）のみで全国各地の地元情報満載の観光パンフレットを5種類まで届けてくれます。
amazonアカウントを利用してパンフレットの取り寄せを請求できたので会員登録の必要もなく、お手軽です。
3.子供だけで過ごす時間を作る
家族みんなで過ごす時間も楽しいですが、子供は子供だけで過ごす時間を作ると急に成長します。
体験コースなど子供だけで過ごす時間をぜひ作ってみてください。
- 子供だけで職業体験
- 子供だけでキャンプに参加する
- 子供だけで工作体験に参加する
など、子供が自分で考え、自分で乗り越える経験をする時間を作りましょう。
では様々な体験型のレジャーを検索できます。
お近くで気になるものがないか調べてみてください。
4.「本物」に多く触れさせ、「関心の芽」を育む
小学校教師をしている身内におすすめされたことがあります。
と言われました。
それこそが「本物」に触れ、「関心の芽」を育むことだと思います。
パンフレットや教科書に出てきたものを見にいく経験をするのはとても心踊る体験となることでしょう。
5.親が一緒に楽しむ
子供は親の姿をよく見ています。
- 気になったことを楽しそうに調べる
- 好奇心を持ってどんどん新たなことにチャレンジする
- 旅先でマナーに気をつける
- 積極的に現地の人と楽しそうに話をしている
姿は子供にとったら、新鮮で自然と自分もやりたくなるのではないでしょうか？
「旅育」しなくちゃ！と硬く構えずおおらかに旅行を楽しみ、一緒に思い出を作りましょう。
6.思い出を形にして残す
- アルバムを作る
- スタンプラリーをする
- 絵葉書を出す
など、旅先の思い出は積極的に形に残していきましょう。
子供にもその役割をお願いすると2の「子供の役割や目標を決める」もクリアできます。
アルバムは写真の現像などが手間だという方には簡単にできるフォトブックもおすすめです。
旅行の際にはフォトブックを作っておくと、素敵な思い出になるでしょう。
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コロナ渦でもできる海外旅行経験４つ
コロナ渦では海外旅行が厳しいですよね。
子供にも海外旅行経験を積ませてみたい！というか自分も楽しみたい！という方もいるのではないでしょうか？
そんな方に気軽に海外旅行体験ができる方法を３つご紹介します。
パスポートもコストもかからず、お好きな国で子供と海外旅行経験を楽しんでみましょう。
無料！Google Earthで海外経験
一番お手軽でお金がかからないのがGoogle Earthのストリートビューで海外旅行経験をすることです。
世界遺産や人気の海外都市を歩いてみましょう。
- プロシェクターを使って大画面で見る
- その国の音楽を鳴らす
- その国の食べ物を買ってきて食べる
など工夫すると家でも手軽に海外旅行体験ができます。
Airbnbでオンライン体験を楽しむ
民泊サイトAirbnbでは世界各地のホストがオンラインでバーチャル体験を提供しています。
- 南アフリカでサメの専門家とダイビング体験
- ペルーのマチュピチュの歴史とミステリーを学ぼう
- パリジェンヌから学ぶフランスパンレシピ
など聞くだけで楽しそうな魅力的なバーチャル体験があふれています。
子供が英語や外国語に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。
Travel At Homeで海外旅行体験
「Travel At Home」は、旅行に行けない人と観光地にいる人をビデオで繋ぎ、
おうちで旅行気分を味わえるサービスです。
日本語を話せるガイドが対応してくれるのが魅力。
- 初心者でも安心！インド家庭料理レッスン（60分/3000円）
- プノンペン市街散策プラン（60分/2000円）
- ニューヨーク観光（60分/4000円）
などリーズナブルなお値段で家にいながら海外旅行が楽しめます。
ガイドさんは多くの人が日本語が話せるので、質問も日本語でできるところが安心です。
まとめ
デュアルライフの延長で「旅育」について調べたところ面白すぎました。
今回は「旅育」について熱く語らせていただきました。
私も旅行は大好きでよく行くので、「旅育」の6つのポイントを取り入れつつ、より子供たちにとって学びの多い旅行になるようにしていきたいと思います。
ぜひご家族で「旅育」を楽しんでくださいね。
ではみなさんいいデュアルライフを！
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