2022年12月大阪府でDIYもOKの築約50年の空き家を借りて、
自宅と行き来する生活が始まりました。
現在も毎日物件購入を視野に入れ、不動産サイトで情報収集を続けています。
その際にネットニュースを見ていたところ、
「500万円の新築」という驚きのワードを発見。
調べたところ兵庫県西宮市の「セレンディクス」という会社の
「フジツボモデル」という3Dプリンターでつくった家をみつけました。
素敵すぎたので紹介させてください。
前半は、フジツボハウスって何がすごいの?というご紹介。
後半は私ならこうやって使いたい!という願望やセレンディクスさんの理念についてご紹介します。
1.500万円で新築戸建!?
2.ロボットが作り24時間以内に完成させる
3.1LDK、水回り付き
・デュアルライフ(二拠点生活)に興味がある人
・新しい住宅の形に興味がある人
・安く新築を建てたいと考えている人
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「セレンディクス」のフジツボモデルがすごい!
国内初の3Dプリンター住宅を完成させたセレンディクス株式会社。
新たなモデルを2023年に発売すると発表したという記事を発見して、
心踊ったので記事にまとめることにしました。
「セレンディクス」? 「フジツボモデル」? なんのこっちゃ。
という方が大半かと思うのですが、ぜひお付き合いください。
500万円で新築戸建が建つかも
フジツボモデルのすごいところは新築戸建が500万円で販売される予定という点です。
安さの理由は
- 3Dプリンターで作成している
- ロボットが作り、組み立てのみ人間
- コンクリート製なので製造原価を一般の住宅の十分の一に抑えている
日本の住宅価格は上がる一方で、
現在ローンを借りる人の平均額は分譲戸建住宅の場合、平均4,250万円
(令和3年度住宅市場動向調査報告書より)。
賃金はUPしない中、物価や家の価格は上がっているのだから驚きです。
500万円という価格なら新車を購入するのとあまり変わらない。
苦境に喘ぐ人々の救世主になるかもしれません。
ロボットが材料を作り、24時間以内で完成する
材料は3Dプリンターで作成します。
そのため建築資材の廃棄や資材輸送のエネルギー消費量の削減もかなってしまう夢の住宅。
組み立ては人間が行うようですが
- 3Dプリンターで材料を作成
- 現地に輸送
- 組み立て
の3ステップで組み立てにかかる時間は約24時間とのこと。
1LDK、水回り付きのコンパクトな間取り
タイニーハウスを調べていると、水回りがなかったり湯船がないことも多いですが、
フジツボモデルはそんなことはありません!
間取り図を見ると嬉しいバス、トイレつき。 しかもユニットバスではない様子。
実際に住むと考えると、お風呂は欲しいところなので嬉しいです。
49平米と広くはありませんが、夫婦2人で過ごすなら十分だと個人的には思います。
- 住宅の仕様
- 構造:鉄筋コンクリート(RC)
- 造平屋
- 延べ面積:49m2
- 高さ:4m
フジツボモデルの活用方法を考えてみた
安くて、小さくて、早くできる住宅。フジツボモデル。
ざっと自分ならこうやって使いたいな。という願望を書いてみました。
1.セカンドハウスとして活用する
セカンドハウスとして活用します。
200平米くらいの土地を100万円くらいで購入して建てます。
で、庭は広くとり、テントを貼ったり畑をしたりします。
2.老後に暮らす家として活用する
現在住んでいる家も20年もすればリフォームするところがたくさん出てくるでしょう。
リフォーム代に1000万かけるなら、いっそ小さい家にしてもいいかも。
と思ったりしてしまいました。
おばあちゃんになってから二階に上り下りするのは大変だし、
平屋の小さな家は理想的な気がします。
3.地方で民泊として活用する
土地の安い地方の自然の多いところに建てて民泊利用します。
宿泊施設なら小さくても大丈夫という人も多そうですし、
珍しい仕様の家なので、興味を持って泊まりに来てくれる人もいそうです。
セレンディクスは住宅革命を起こすのか!?
セレンディクスさんの3Dプリンターの家は、テクノロジーの進化を感じてワクワクします。
まだまだ3Dプリンターの家は浸透していないですが、住宅の形は日進月歩で変わるもの。
20~30年後当たり前のように3Dプリンターの家が見られるようになるかもしれません。
事業責任者さんのコメント
一般的な住宅ローンは30年と長く、平均完済期限は73歳です。
さらにコロナ禍による影響で住宅ローン破綻、返済困窮者が急増しています。
今回慶應義塾大学様との取り組みを通して3Dプリンターのメリットを最大限生かした未来の住宅デザインを形にし、
住宅問題はもちろん、脱炭素化、CO2削減、廃棄量(建築資材)の減少、
資材輸送のエネルギー消費量の削減といった課題にも「答え」を創っていきたいと考えております。
3Dプリンターの家は
- 住宅ローンからの自由
- サステナブルな住宅の実現
- 住宅業界の人員不足の解決
など、様々な問題の解決に繋がる素晴らしい取り組みだと思います。
これからも新しい家の形から目が離せません!
まとめ
「すごーい!なにこれ!」という気持ちのままに
3Dプリンターで作る家「フジツボモデル」を紹介させていただきました。
住宅事情は時代とともに移り変わるもの。
私たちが予想だにしなかった未来の住宅が出来上がりつつあると実感します。
これからの住宅の選択肢が増えることで、
私たちのデュアルライフ(二拠点生活)の選択肢も増えていきそうですね。
では、みなさんいいデュアルライフを!
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