和室(畳)を洋室(フローリング)に張り替えたい!
ただ、やり方も費用も全くわかりません。
というあなた。かくゆう私もその一人でした。
関西でデュアルライフをする私が、
築50年の空き家の和室を洋室にDIYした経験を元に、
- 和室を洋室にDIYする方法
- DIYのメリット、デメリット
- 業者さんに依頼した場合との予算の違い
をお話したいと思います。
ちなみに、業者さんに見積もり依頼する際は2サイトで十分!
という記事も 過去に書いておりますので、ご興味ある方は合わせてご確認ください。
1.専門家の助っ人をよぼう
2.業者に頼むよりも10万以上安くなった
3.道具が高い。レンタルしよう
・和室(畳)を洋室(フローリング)にリフォームしたい人
・リフォーム費用を知りたい人
・DIYでリフォームできるのか知りたい人
おすすめのリフォーム比較サイトは2つ
合わせて読みたいおすすめ記事
予算100万以下ででデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちら
予算1000万以下でデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちらを参考に
予算1000万以上でデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちらで勉強
和室(畳)を洋室(フローリング)にDIYした
築約50年の空き家を賃貸で借りました。
諸事情により、和室を洋室に変更する必要が発生。
2022年「自力力を磨く」に多大な影響を受けた私は、
自分でDIYやってみたい欲がムクムク。
けれど、検索してやり方を見てみるも全然自分でできる気がしない!
知人の古家再生士さんに依頼して数日間一緒にDIYしてもらうことにしました。
DIYのメリット、デメリット
・自分でやると勉強になる
・楽しい
・業者に依頼するよりも安く済む
・仕上がりはそれなり
・時間がかかる
・道具を購入しないといけない
・専門家としなかったら全然進まない
・筋肉痛になる
・畳の捨て場がない
かなり主観が入ったメリット、デメリットですが。
メリットはやはり勉強になって、楽しく、安上がりなこと。
- 私は自分でできることを増やしたい〜
- 床貼りしてみたい〜
人間だったので、DIYの時間は非常に楽しく、有意義な時間でした。
結果的に安くできましたが、プライスレスな経験ができたと満足しています。
デメリットは、
- 仕上がりがやはりプロと比べると微妙
- 専門家が一緒にやってくれないとぶっちゃけきつい
- 結構力使う作業があるのでしばらく筋肉痛
- 畳の捨て場がない
という点です。
私と旦那はIKEAの棚の組み立てすら右往左往する、「THE DIY 素人」。
古家再生している知人がいなかったら間違いなく途方にくれていたでしょう。
また、ハンマーでそえ木をぶったたいたり、重たい工具やフローリング材を運ぶのはなかなかに力がいります。筋肉痛必至。
あと、畳を粗大ゴミで捨てたいと行政に電話すると、
細かく切ってくれと言われ、切る方法がないためそのまま置いています。
業者さんに頼んだらこんな苦労はしなくてすむでしょう。
和室(畳)を洋室(フローリング)に変えるDIYは自分でもできる!
ただ、素人は協力者がいた方がいいよ! というのが個人的な意見です。
和室(畳)を洋室(フローリング)にする工程
下記にご紹介するのは私たちがやった
和室(畳)を洋室(フローリング)にDIYした工程です。
通常、業者さんに頼む場合は畳の分、床の底上げをするのでもっと工程が複雑です。
私たちは技術と予算の関係で、畳をはがしてその上からフローリング材を貼りました。
- 畳を剥がす
- 板が出てくるので掃除する
- 室内の端から1枚ずつ差し込んで行く
(1枚目が本当に重要らしい、ここがずれると全部ずれるそうな) - ボンドを塗ってずれないようにする
- 「オスさね」「メスさね」がしっかり合うように、
あて木を金槌で叩いてはめこむ
(フローリング材にはぴったり隙間なく床をはれるようにメスとオスという隙間?
のようなものがあります。(上図参照) - 釘打ち機でビスをうつ
- 4~6を繰り返す
- 最後は電動のこぎりでカットして太さを調整する
- 巾木で端の溝をうめる
DIYと業者でリフォーム、予算の違い
業者見積もり約15万円>DIY約3万円でした。
業者さんでも3社ほどお見積もりをいただいたので順番に見ていきましょう。
業者さん3社見積もり結果
- A社:147000円
- B社:202000円
- C社:175000円
という結果でした。
最低でも業者さんのお見積もりは約15万円位かかる。
という認識になりました。
ちなみにですが、内訳としてA社さんは
「床はるだけなら約6万円。床の底上げも入れて147000円」
という回答をいただきました。
ただ、底上げをしたい床貼りというのは受け付けていないそうです。
おすすめのリフォーム比較サイトは2つ
DIYの場合の費用
購入したのは、
- フローリング材:約20000円
- ボンド:約2000円
- 巾材やらその他木材:約3000円
- その他細々:約5000円
結果約3万円でした。
- 床貼り用の釘打ち
- 金槌
- 電動のこぎり
- あて木
などは知人に借りたので材料費に入れていません。
道具を全部揃えたら、業者に頼むのと変わらない?
今回、わかったのは床はりと一言で言っても、必要な道具は多いということです。
ざっとあげただけでこれくらいはいりそう。
- のこぎり
- ドライバー
- ハンマー
- メジャー
- カッター
- カンナ
- ノミ
- バール
- 鉛筆
- フローリング材
- ボンド
- 釘
- その他
電動のこぎり、電動ドライバーを揃えるだけでも5~6万かかるため、
道具を一式揃えるとそれだけで10万近く必要でしょう。
そのため、DIY希望の方は
- これからもDIYするので初期投資と割り切って中古で購入
- レンタルサービスで借りる
- 知人に借りる
など、道具を揃える際は予算を抑える工夫をするようにしてください。
DIYと業者でリフォーム、仕上がりの違い
DIYと業者で仕上がりの違いがどのくらい見られるのでしょう?
私が実際にやってみて気になる点をあげてみました。
床の底上げをするかしないか
畳をはがしてフローリングにする場合、畳の分の厚み2~3cm誤差が出ます。
それを床を底上げしてなくすかどうかが業者に頼む場合とDIYする場合の1つの違いかと思います。
床を底上げしない場合、
- 段差ができる
- 端を巾木でごまかす形になる
など少し雑な感じがでます。
私はあまり気にならないと考え、DIYで底上げしない方法をとりましたが、
気になる方は
- 業者に頼む
- 手間がかかるが底上げする
方法を選ぶようにしてください。
フローリング材に傷ができたりした
床はりの過程では、
- 釘打ちをする
- ハンマーであて木をたたく
などなかなかバイオレンスな過程があります。
素人なもので少し場所がずれるのはよくあること。
結果、新しい床材に傷ができます。
おすすめのリフォーム比較サイトは2つ
素人でも和室の床貼りDIYできる?
結論はできます。
ただ、協力者がいた方が絶対いい。できればプロか詳しい人。
道具を持っている人にお金を払ってでも来てもらった方がいい。
というのが個人的な意見です。
クロス貼りよりも床はりの方が断然難易度高いし、 必要な道具が多かったです。
ウッドカーペットもあり
- 和室のDIYってちょっと大変そう
- 道具を揃えるのが大変そう
という方はウッドカーペットもありです。
お部屋の大きさを測ってオーダーできるので、
届いたら敷くだけ。 めっちゃ簡単です。
DIYが広まればいいな
「自分でできることが増える」のはいいことだと思っています。
私も和室(畳)を洋室(フローリング)にDIYをしてから、
- 家の床材も継ぎ目があるな
- 床材っていろんな色があるんだな
- コーナンプロで買うのと通販ってあまり値段変わらないんだな
などいろいろなことを勉強する機会になりました。
大げさな言い方でなく世界が広がった と感じています。
DIYはあまりやる機会はないかもしれませんが、
ぜひチャレンジできる時間があるのならやってみてほしいと思います。
まとめ
和室(畳)を洋室(フローリング)にDIYした場合の方法や予算、
リフォーム業者との比較を熱く語ってみました。
DIYは非常におすすめですが、
- 時間がない人
- 道具がない人
- DIYに興味がない人
はスパッとリフォーム会社さんにお見積もりをとって、
作業してもらうことをおすすめします。
リフォーム比較サイトは2つで十分という記事を書いているので
ご興味ある方はぜひ参考にしてください。
では、みなさんいいデュアルライフを!
予算100万以下ででデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちら
予算1000万以下でデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちらを参考に
予算1000万以上でデュアルライフ(二拠点生活)したい人はこちらで勉強